
夫は単身赴任中。3歳の子どもと2人きりで、台湾へ3泊4日。そんな「ワンオペ母子旅」に行ってきました。
「母子旅行に行ってみたい。でも、ひとりで子どもを連れて行くなんて不安…」。そう思っている方に向けて、この記事を書きました。
なぜ私が母子旅をやめられないのか。そして、行く前に不安だったことが実際にはどうだったのか。つらかった瞬間も、うれしかった瞬間も、正直に書きます。

KAIママの結論(実体験から)
- 母子旅を始めるなら3〜5歳がベストです。目標は「無事に行って、無事に帰ってこられたら100点」で十分です。
- 台湾でもお風呂と寝かしつけは日本と同じ要領で問題なく、いつものシャンプーを持参したら子どもはすんなり寝ました。
- 行きの機内で3歳が大泣きしました。YouTubeが見られないと伝えておらず、動画も英語版をダウンロードしていたのが敗因です。
なぜ「ワンオペで子連れ台湾」だったのか
子どもが1〜2歳のころは、育児そのものが大変で、近所の公園に行くのすら億劫でした。「旅なんて当分先かな」と思っていたんです。
転機は、子どもが2歳半のときに行った国内のホテル1泊——リゾナーレ大阪でした。たった一泊なのに日頃のストレスが嘘みたいに消えて、「子連れでも、私ひとりでちゃんとホテルまで辿り着けた!」という達成感でいっぱいになりました。
しかもプレイルームのあるホテルを選ぶと、子どもは楽しく遊べて、私は育児からちょっと解放される。お互いハッピー。この状況に本気で感動したんです。
そして子どもが3歳になり、
- ある程度コミュニケーションが取れるようになった
- 旅の記憶も、うっすら残ってくれるかも?
- 夫が単身赴任になり、何か楽しいことがしたかった
…という後押しもあって、はじめての母子海外旅行を決行することにしました。
母子旅は「3〜5歳」がいちばんいいと思う
結論から言うと、母子旅行に挑戦するなら3〜5歳がベストだと思っています。
- 休みの融通がきく:保育園のうちは、平日の休みも取りやすい
- 旅の記憶が、やんわり残る:「飛行機に乗ったね」が通じる年齢
- 親のわがままが、まだ通る:行き先を親が決めても、ついてきてくれる
子どもが小学生になると、予定が一気に埋まると聞きます。この時期は、思っているより短いです。今しかない、貴重なタイミングだと思います。
行く前に不安だったこと、実際はこうだった
ワンオペで海外。行く前は不安だらけでした。でも実際に行ってみると、「なんだ、いつも通りでよかったんだ」ということばかり。不安だったことを1つずつ書いていきます。
お風呂・寝かしつけ →「いつも通り」で大丈夫だった
意外かもしれませんが、お風呂と寝かしつけは、日本でやっている要領そのままで問題なしでした。環境が変わっても、いつものルーティンが子どもの安心につながります。
だからこそ、いつも使っているシャンプー&リンスを持参したのは正解でした。「お風呂の匂いがいつもと同じ」だけで、子どもはすんなり寝てくれます。
自分のごはん →「iPadに頼る」で解決
自分の食事も、わりとしっかり食べられました。…ちょっと賛否あるかもしれませんが、飲食店では子どもが食べ終わったらiPadでYouTube。そうすることで、私もゆっくり食事を取れました。
ワンオペは、頼れるものに頼るのが正解だと思っています。母がちゃんと食べられないと、旅は続きません。
洗濯 →「寝たあと」に回せばいい
洗濯も、子どもが寝静まったあとに物音を立てずに回せたのでスムーズでした。ランドリー付きのホテルを選ぶと、荷物が劇的に減ります。3泊4日でも、着替えは2日分あれば足りました。

そして正直に言うと——子どもが寝たあと、ビールを飲みながらランドリーを回している時間が、最高に幸せでした。何にも縛られず、自由に好きなように過ごす時間。あれは何にも代えがたいご褒美です。
治安 → 怖いのは治安より「一瞬の目離し」
台湾の人は本当に優しくて、街の雰囲気で怖い思いをした場面はありませんでした。MRT(地下鉄)では、子連れの私にみなさん積極的に席を譲ってくれました。
ただ、ワンオペで一番怖いのは治安よりも「一瞬、目を離した隙」。駅でフラフラと興味のある方向へ歩いていってしまう3歳児からは、常に目が離せませんでした。
いちばん大変だったのは「街歩き」
実際にいちばん苦戦したのは、移動中・街歩きのときでした。
3歳児は、「歩きたいときは(自分の好きなように)歩きたい」「歩きたくないときは抱っこ」。この気まぐれに合わせて抱っこ紐に入れたり出したりを繰り返し、腰が完全にやられました。疲れた帰り道は、迷わずタクシーに課金。これで乗り切りました。
一番つらかった瞬間:行きの飛行機で大泣き事件

正直に告白します。旅で一番つらかったのは、行きの関空発の飛行機でした。
保育園終わりに乗った疲労、自由に歩き回れない空間へのストレス、そして眠気。子どもは終始ご機嫌ナナメ。そして最大のグズりのきっかけが、これでした。
「なんで、いつも見られるYouTubeが今は見られないの!?」
これで怒りが爆発し、大泣き。しかも機内で寝ている人が多いタイミングで、機内全体に響き渡る声で泣かれました。その瞬間、私はこの旅に来たことを大きく後悔しました(笑)。
敗因は完全に私です。
- 「空の上ではYouTubeが見られない」と事前に説明していなかった
- ダウンロードしておいたアニメが、私のミスで英語版だった
散々でした…。とりあえずそのまま寝てくれたので、私は放心状態のまま機内で過ごすことに。
これから行く方は、ぜひ「動画は日本語版でダウンロードできているか」を出発前に必ず再生して確認してください。あと、機内でネットがつながらないことは、離陸前に子どもに伝えておきましょう。この2つで、機内の平和はかなり守れます。ほかの準備は子連れ海外旅行の準備と持ち物リストにまとめています。
一番うれしかった瞬間:無事にホテルへ辿り着いたとき
逆に、達成感でいっぱいになったのは、無事にホテルへ辿り着いた瞬間でした。
「私ひとりでも、ちゃんとこの子を連れて、目的地まで辿り着けた!」
この喜びが、たまらないんです。
なんでだろう、と考えてみました。普段の育児って、毎日の積み重ねで、「やり遂げた!」という明確な瞬間がないまま日々が過ぎていくイメージがあります。でも旅は、ゴール(目的地)がはっきりしているから、到着したときに達成感をしっかり感じられるのかもしれません。
初めての母子旅なら、まずは国内ホテルから
「いきなり海外は、さすがにハードルが高い…」という方は、国内の「子どもが主役になれるホテル」から始めるのがおすすめです。私もそうでした。子どもが勝手に楽しんでくれるホテルなら、母子2人でもちゃんと成立します。
- リゾナーレ大阪:私の母子旅の原点。未就学児ワンオペでも安心の、屋内で完結するホテル
- レゴランド・ジャパン・ホテル:部屋も館内もレゴだらけ。子どもの「楽園」そのもの
- 杉乃井ホテル:プールも温泉もバイキングも、1か所で全部そろう
- アイランド長崎:飛行機で行く「ちょっと遠くの島」デビューに
国内のホテル1泊で「私ひとりでも行けた!」という自信がついたら、次は飛行機です。
これから母子旅をする人へ、伝えたい3つのこと
①「自分の力でやり遂げた感」がクセになる
夫がいる3人旅も、もちろん良いものです。でも母子旅には、「自分の力でやり遂げた」という独特の達成感がある。私はこれがやめられません。
②行き先が「子の楽園」なら、母も楽できる
旅先が子どもの楽しめる場所であれば、子どもは勝手に楽しんでくれて、結果的に母もラクできる。お互いにwin-winなんですよね。
だから私は、子どもに優しい国・子どもが楽しめるホテル・遊び場を、もっともっと知りたいと思っています。台湾で泊まったRoaders Plus Hotel Themeも、まさにそんな「子の楽園」でした(旅の記録は台北3泊4日の実録へ)。
③「無事に帰ってこられたら100点」でいい
母子旅は、上手にこなす必要なんてないと思っています。無事に行って、無事に帰ってこられたら100点。それくらいの目標設定にしておくと、旅のあいだの心の余裕がまったく違います。
次はどこへ行く?(次は韓国の予定です)
あれだけ行きの飛行機で大変な思いをしたのに、無事に到着したら、もう次の旅先を探している自分がいました(笑)。旅って、本当に不思議です。
幼児との旅で大事なのは、この3つだと思っています。
- 飛行時間の短さ
- 時差の少なさ
- 日本食の充実度
これらを踏まえて、次は韓国に行きたいと思っています。近い国から、順番に攻めていきます!
よくある質問(FAQ)
母子旅行は何歳からできる?
我が家は3歳で初めての海外でした。ある程度コミュニケーションが取れて、「今日は飛行機に乗るよ」が通じるようになると一気にラクになります。国内なら2歳台のホテル1泊から始めるのがおすすめです。
はじめての子連れ海外、どこがおすすめ?
台湾は飛行時間が約3時間と短く、日本との時差も1時間だけ、そして日本食が豊富という三拍子がそろっていて、初めての子連れ海外に本当におすすめです。人が子どもに優しいのも大きなポイントでした。
機内でぐずったときはどうすればいい?
正直、完璧な対策はありません。ただ「ネットがつながらないと事前に伝える」「動画は日本語版でダウンロード済みか確認する」の2つだけで、我が家の大惨事はかなり防げたはずです。あとは、寝てくれることを祈るのみ…!
ワンオペで海外、ぶっちゃけしんどくない?
しんどい瞬間はあります(飛行機、街歩き、現地でのお金トラブル…)。でも、それを上回る達成感と自由な時間がありました。準備と移動さえ設計しておけば、現地は驚くほどラクです。
費用はどれくらいかかる?
行き先と時期でまったく変わりますが、台湾は直行便で約3時間と近く、初めての子連れ海外としてはコストも抑えやすい行き先でした。日程の組み方(有給の使い方)は準備編に書いています。
まとめ:無事に帰ってこられたら、それだけで100点
「子連れで海外なんて無理かな…」と思っている方の背中を、そっと押せたら嬉しいです。
多くを求めず、子どもが主役の場所を選んで、頼れるものには頼る。それだけで、母子2人の旅はちゃんと成立します。無事に行って、無事に帰ってこられたら、それだけで100点。ぜひ、あなたも母子旅を楽しんでみてください!
実際の旅の記録はこちら
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