3歳の子どもと2人きりの台湾ワンオペ母子旅。いちばん不安だったのが「移動」でした。慣れない土地で、3歳児を連れて、たった一人で目的地まで辿り着けるのか…。
結論から言うと、事前の備えでほとんどはスムーズ。でも一つだけ、本気で途方に暮れた事件がありました。「ATMで現金がおろせない」問題です。
この記事は、シリーズ2本目【移動&トラブル編】。準備編はこちらからどうぞ。

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桃園空港からホテルまでは「空港送迎」が正解だった
桃園空港からホテルまでは、事前にホテルに連絡して空港送迎を手配しました。これは本当に、値段以上の価値がありました。
関空から飛んで、やっとの思いで台湾に到着。そこからさらに慣れない土地で、寝落ちしかけた3歳児と大荷物を抱えて、電車やバスを乗り継ぐ——想像しただけでしんどいですよね。到着ロビーで名前入りのプレートを持った人が待っていてくれる安心感は、ワンオペには本当に大きいです。
ちなみに台北駅エリアのホテルなら、空港MRTで市内まで出る方法もあります。でも初日の夜だけは、多少お金を払ってでもドア・トゥ・ドアにする。これがワンオペ母子旅の鉄則だと思っています。

到着早々、ATMで現金がおろせない!
ここからが事件です。
送迎代の台湾ドルを、到着ロビーのATMでおろして支払うつもりでした。ところが、持参したRevolutがエラーでおろせない…!
頭が真っ白になりかけたのですが、念のため持ってきていた日本円の10,000円札を同じ機械で両替して、なんとか送迎代を渡すことができました。
もし日本円を持っていなかったら、ホテルにすら辿り着けなかった…
本気でぞっとしました。「日本円の現金は必ず持っていく」。これは声を大にして伝えたいです。
翌日もATM3軒ハシゴ、全敗。原因は意外なところにあった
このATM問題、実は翌日も尾を引きました。
2日目、近所のATMに改めて現金をおろしに行ったのですが、3軒ハシゴして全部エラー。しかもこの日は台北が大荒れの天気で、雨の中を子連れで歩き回って全滅。正直、心が折れました。
後で分かった原因がこちらです。
Revolutで海外ATMから現金を引き出すには、マイナンバーの提出が必要だった(口座開設時にマイナンバーカードで本人確認していれば再提出は不要)
焦って現地で原因をググっても、その情報にはたどり着けず。最終的に、知人に聞いてようやく判明したのでした。
※Revolutの本人確認・提出書類の要件は変更されることがあります。出発前に必ずアプリ内の最新案内をご確認ください。
出発前にやっておくべき「お金のチェックリスト」
- 使う予定のカードが「海外ATM出金できる状態か」を出発前に確認(本人確認・海外利用設定・暗証番号)
- 日本円の現金を多めに(空港のATMで両替できる機械もあります)
- クレジットカードは2枚以上、できれば国際ブランドを分けて
- 空港送迎など「現金で払う予定の出費」は、事前に金額と支払い方法を確認しておく
台北はクレジットカードが使えるお店が多いので、日常の買い物で困ることはほぼありません。ただし夜市の屋台や小さなお店、送迎の支払いなど、現金オンリーの場面は確実にあると思っておいてください。
市内の移動は「行きはMRT・帰りはタクシー」の合わせ技
台北市内の移動は、時間帯によって使い分けました。結論、この形がワンオペ母子旅にはベストでした。
往路はMRT(地下鉄)=それ自体がアトラクション
私も子どももまだ元気な行きの時間帯は、MRTそのものがひとつのアトラクションでした。
「いつもの電車と違うね〜」
なんて話しながら乗れて、とても楽しい時間。それに、MRTでは子連れの私にみなさん積極的に席を譲ってくれて、台湾の人の優しさが沁みました。
復路はタクシー=疲れたら迷わず課金
うちの子はベビーカーに乗らないタイプ。疲れたときは抱っこ紐型のショルダーバッグに乗せて抱っこで移動していました(これが本当に便利)。
ただ、疲労が溜まってくる帰り道は無理せずタクシー。スッと乗ってスッと帰れるので、本当にラクでした。台北のタクシーは台数が多く、料金も日本よりかなり手頃です。
「行きはMRT、帰りはタクシー」。この使い分けだけで、ワンオペの体力は驚くほど温存できます。
街歩きでいちばん怖かったこと(治安というより「見失う」問題)
「台湾って子連れで治安は大丈夫?」とよく聞かれます。実感としては、台湾の人の優しさに何度も助けられて、とても快適に過ごせました。街の雰囲気で怖い思いをした場面はありません。
ただ、ワンオペで本当に怖いのは「治安」よりも「子どもを見失うこと」でした。
3歳児は「歩きたいときは自分の好きなように歩きたい」「歩きたくないときは抱っこ」。この気まぐれに合わせて抱っこ紐に入れたり出したりを繰り返し、腰は完全にやられました。
さらに怖かったのが、駅でフラフラと興味のある方向へ歩いていってしまうこと。MRTのカードに現金をチャージするほんの一瞬ですら、待っていられないんです。「治安の悪い場所だったら、易々と連れ去られてしまうかも…」と本気で肝が冷えました。
そこで夜市に行く前、少しキツめにこう言い聞かせました。
「ぜったいに手を離しちゃダメ。ママと離れたら、一生お家に帰れないからね」
すると、外が暗くて人も多いことにビビったのか、夜市ではちゃんと手を繋いで歩いてくれました。(言い方は賛否あるかもしれませんが、迷子だけは絶対に避けたかったので…)
ワンオペ難易度は★★★★(移動編)
移動フェーズのワンオペ難易度は★★★★(5段階中4)。旅全体でいちばん神経を使うのがここでした。
- 空港→ホテル:送迎を頼めば★1つ。自力なら一気に★4〜5に跳ね上がります
- 市内移動:MRTはエレベーターもあり快適。ただし改札・チャージ中の「一瞬の目離し」だけ要注意
- 体力:抱っこ紐の出し入れで腰にきます。帰りのタクシー代は必要経費と割り切って
よくある質問(FAQ)
台湾は子連れで治安は大丈夫?
3歳と2人で3泊4日過ごして、怖い思いをした場面はありませんでした。むしろMRTで席を譲ってもらったり、子どもに声をかけてもらったりと、人の優しさに助けられる場面のほうが圧倒的に多かったです。ただし人混み(夜市など)では手を離さない、という基本だけは徹底を。
空港からホテルまで、送迎とMRTどっちがいい?
ワンオペで、しかも到着が夜なら迷わず送迎をおすすめします。日中の到着で子どもが元気なら、空港MRTでも十分いけます。台北駅エリアのホテルなら空港MRTのアクセスが良いので、そこも含めてホテルを選ぶとラクです。
台湾ではクレジットカードだけで大丈夫?
お店の支払いはカードでほぼ問題ありません。ただし夜市の屋台やゲーム、送迎の支払いは現金が基本。カードだけで行くのは危険です。日本円の現金と、海外ATMが使えるカードの両方を用意していってください。
雨の日はどうする?
2日目は暴風雨で、レインコートを着てもずぶ濡れになるレベルでした。台北は雨が多いので、「雨でも遊べる室内の遊び場」を最低ひとつは確保しておくと安心です。私たちはホテルのプレイルームに救われました(詳しくは次回の過ごし方編で)。
まとめ:備えあれば憂いなし、でも備えても事件は起きる
移動編でお伝えしたいことは、この3つです。
- 初日の空港→ホテルは、送迎に課金する価値あり
- 日本円の現金は必ず持参(海外ATMは使えない前提で組む)
- 行きはMRT、帰りはタクシーで体力を温存する
次回はいよいよ旅の本編。【過ごし方&グルメ編】で、3泊4日のタイムスケジュール、ホテルのプレイルーム、念願の小籠包、そして子連れ天国だった士林夜市についてたっぷり書きます。
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